マイコプラズマの症状と耳鼻咽喉科での治療について

耳鼻咽喉科って自分の住んでいる場所でよく見かけるけど、どんなときに行く病院なのと思っている人は多いと思います。
耳鼻咽喉科は名前の通り耳や鼻、喉などの症状が見られる場合に、適切な治療を行ってくれる病院です。
耳鼻咽喉科ではマイコプラズマによる感染症も治療してくれます。
そこで、マイコプラズマによる症状と耳鼻咽喉科での治療の仕方について見ていきたいと思います。

・マイコプラズマとは?その症状は?
マイコプラズマとは飛沫感染するもので、たくさんの人が利用する商業施設や電車などで感染することがあると言われています。
マイコプラズマの症状としては発熱や咳、喉の痛みや頭痛、倦怠感などの風邪に似た症状が見られます。
これにより、風邪と間違えてしまい、熱がないから病院に行かなくてもいいだろうと放置してしまう人も多いそうです。
マイコプラズマの場合は咳が3週〜4週間程度続き、マイコプラズマだと気付いたときには肺炎を引き起こしている可能性が高いです。
なので、マイコプラズマに似た症状が現れたときは、熱がなかったとしても耳鼻咽喉科で見てもらうようにしましょう。

・マイコプラズマの治療法は?
耳鼻咽喉科ではマイコプラズマの治療として、マクロライド系抗菌薬を処方してくれます。
大体7日〜10日間にわたって内服薬を飲み症状を改善させていくという治療になります。
また、咳や喉の痛みが強い、発熱などの症状も見られる場合は、鎮咳去痰薬や解熱剤などを処方してもらうことも出来ます。
マイコプラズマの場合はこれらの処方箋で症状が改善されていくのですが、マイコプラズマから肺炎を引き起こしてしまっている場合は他の肺炎で使用される抗菌薬は効果がないため、マイコプラズマ肺炎に効果的な抗生物質によって治療をしてくれますよ。

このように耳鼻咽喉科ではマイコプラズマによる症状も治療してくれます。
マイコプラズマの場合は症状から風邪だと思いがちですが、熱が下がっても咳が続くなどの症状が見られます。
マイコプラズマから肺炎を引き起こさないようにするためにも、こういった症状が見られる場合は早急に耳鼻咽喉科にかかり治療を開始しましょう。
肺炎を引き起こさないようにするためには、風邪の症状があったときに病院に行って見てもらうのがおすすめです。
風邪の症状がある場合でも、アレルギー性鼻炎やマイコプラズマによる症状が出ている可能性もあるので、自己判断はせずに耳鼻咽喉科で原因を調べてもらいましょう。