鼻水の症状が出たときも耳鼻咽喉科に!鼻水が出る仕組みと治療について

大人の場合は鼻水が出るくらいで病院に行く人は少ないと思いますが、小さなお子さんになると寝苦しくなったり、鼻水が喉に流れていくことで寝ているときに咳き込むなどの症状が出てしまいます。
また、大人の場合は寝ているときに鼻水が喉に流れていくことで、喉に症状が出てしまうこともあります。
症状を和らげるためにも耳鼻咽喉科に行って見てもらい適切な治療を受けましょう。
そこで、鼻水が出てしまう原因と症状、耳鼻咽喉科での治療の仕方などについて見ていきましょう。

・鼻水はどうして出るの?
鼻水が出るのは体に入ったウイルスや細菌を追い出すためであるとされています。
このため、咳や喉の痛みがない場合でも、鼻からウイルスや細菌が入った場合は鼻水が出てしまいます。
鼻水の症状を感じ始めると夜寝るときに寝苦しさを感じたり、睡眠が良くとれないなどの睡眠障害になってしまいます。
小さなお子さんの場合は鼻水をかむことが出来ないので、鼻の中に溜まった鼻水を吸い取ってあげたり、鼻づまりを解消させてあげることで寝るときに呼吸が楽になることもあります。
しかし、こういった方法では根本的な治療にはならないので、耳鼻咽喉科に行って治療を受けるようにしましょう。

・耳鼻咽喉科では鼻水をどうやって治すの?
耳鼻咽喉科で鼻水に効果的な薬として処方されるのは、主に粘液溶解薬という薬です。
この粘液溶解薬は痰や粘りっこい鼻水を和らげるためのもので、この薬を飲めば鼻づまりを起こすことがなくなり、寝苦しかったり睡眠がとれないなどの睡眠障害を改善できます。
では、鼻水を止める薬は処方してもらえないのかと思う人も多いと思いますが、耳鼻咽喉科によっては鼻水を出してウイルスや細菌を体の外に出したほうがいいと考える人もいます。
これにより、鼻水や鼻づまりが気になるというだけでは、鼻水を止める薬を処方してもらえないかもしれません。
鼻水を止める薬が欲しいときは医師にその旨を伝え、鼻水が止まる薬を処方してもらうといいでしょう。

このように、鼻水はウイルスや細菌を体の外に出すものです。
鼻水によってウイルスを外に出したほうがいいと考える医師もいれば、鼻水が出てえらいなら鼻水を止める薬を出そうと考える医師もいます。
鼻水の症状を改善させるべく耳鼻咽喉科で診察を受けるときは、どんな薬が欲しいのかを明確にしたほうがいいと思います。
医師によっては鼻水を止める薬が欲しいと言ったとき、鼻水でウイルスを外に出したほうが免疫力が高くなるなどの丁寧な説明をしてもらえることもありますよ。