咽頭クラミジアの症状と耳鼻科咽喉科で受けられる治療法について

耳鼻咽喉科では鼻や喉などに症状が見られたとき、原因の特定と治療を行ってくれます。
最近では、咽喉クラミジアによる症状を訴える患者さんも増えていて、耳鼻咽喉科では適切な治療を受けることが出来ます。
そこで、咽喉クラミジアの症状と治療法についてご紹介をしていきたいと思います。

・咽頭クラミジアになるとどんな症状が出るの?
咽頭クラミジアというのは男女関係なく引き起こされる病気で、喉の粘膜に細菌が住みつき炎症を引き起こしてしまいます。
咽頭クラミジアは放置してしまうと悪化したり、次から次へと性交渉を行った人にクラミジアをうつしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
主な症状としては喉の痛みや腫れ、発熱などですが風邪の症状と似ているため、咽頭クラミジアに感染していることに気がつかず、喉の奥の炎症が悪化したときに気づく人が多いようです。
治療が遅れれば当然、症状も悪化してしまうので風邪に似た症状が見られる場合は耳鼻咽喉科で見てもらい、必要であれば検査も同時に受けるようにしましょう。

・咽頭クラミジアの検査の仕方と治療法について
咽頭クラミジアの検査をする場合は喉の奥の粘膜を綿棒で取り、顕微鏡でクラミジアの細菌がいないかを確認します。
顕微鏡でクラミジアの細菌がいた場合、治療法としてはジスロマックSRやグレースビットなどの抗生物質の内服薬を飲んで炎症を抑えたり、菌を減少させていく治療を行っていきます。
しかし、咽頭クラミジアの場合はクラミジア性尿道炎よりも治りが遅いので、薬を飲んで治療してもすぐに症状が良くなるとは言えません。
これにより、咽頭クラミジアの場合は根気よく治療を行っていかなければならないと考えられ、早期発見、早期治療を行うことがもっとも重要であるとされています。

このように、耳鼻咽喉科では咽頭クラミジアに感染してしまった患者さんの治療も行ってくれます。
喉に痛みがある、喉が腫れている場合は咽頭クラミジアに感染している可能性もあるので、一度耳鼻科で見てもらったほうがいいかもしれません。
咽頭クラミジアだったらどうしようとか、恥ずかしいと思うのではなく、人にうつしたり悪化させないようにするためにも早く治療を開始したほうがいいと思います。

検査としては喉の粘膜を綿棒で取るだけなので抵抗もなく、簡単に検査をすることが出来ますよ。
咽頭クラミジアであることがハッキリしたら、耳鼻咽喉科で適切な治療を受けて感染が拡大しないようにしっかりと治すことが大切になります。